● 編集後記のようなものです |
2012年12月31日 mon.
今年は家族の身体の心配が重なって、
今まで経験したことのない気持ちを味わいました。
春先にはお正月の頃どうなっているか
思い及ばなかったので、
一緒にお蕎麦を食べたり、
お正月の準備をしていると、
ふと万感こみあげてきます。
なんてね。
大げさに響くかもしれませんけれど。
これからもいろんな変化がやってくるでしょうし、
そんなときどんな気持ちで過ごすんだろうと思うのだけど、
描いたり作ったりすることが
支えになってくれている
(支えになってくれるかもしれない)
とも感じた一年でした。
初めて仕事でご一緒できた方々や
久しぶりにご一緒できた方があったり、
いつもお世話になっている方から
新しいオーダーをいただいたり、
今年も嬉しい出来事がたくさんでした。
高校の同窓会を皮切りに
久しぶりの人たちと会う機会に
たくさん恵まれた一年でもありました。
夏には、若かりし頃、
ガンジスのほとりで出会った友人たちとの
念願のインド会も果たせました。ナマステ!
そしてこの一年、
もくれんをノックしてくださったみなさま、
ありがとうございました。
来年(そう明日から!)も遊びにきてね。
あたたかくして、
どうぞ良いお年をお迎えください。
ゴ ー ー ー ン。
2012年12月24日 mon.
私の尊敬しているある方が、
今年の年賀状でこんな意味合いのことを書かれていました。
「そういう出来事があった年だからこそ
にぎわった気持ちになってほしいので
喪中の方にも年賀状をお送りすることにしました」
常識や慣習とされていることでも、
自分で考えて、
できることから少しずつ変えていけること、
素晴らしいなって思いました。
(テリー伊藤さんも年賀状について
日刊SPA! で同じようなことを書かれていました)
数年前、祖母と夫の母が亡くなった年、
あえて喪中ハガキは出さず、
お正月のあと、寒中見舞いを出すことにしました。
さびしげな色合いのハガキを出す気持ちに
なれなかったこともあるけれど、
年賀状が受け取れないなんて寂しい。
そう思ったことも理由の一つでした。
そのお正月のとき、
いろんな方からの色とりどりの年賀状を見ていて、
なごやかな気持ちになったことを覚えています。
で、私は近年、喪中ハガキをいただいた方には
クリスマスのポストカードをお送りしています。
普段なかなか会えないけれど(だからこそ)
年に一度のやりとりができるのを
楽しみにしている方も多いので、
クリスチャンではないのですけれど、
お正月のちょっと前の
季節のおたよりに。
2012年12月18日 tue.
池田進吾さんの「空の拳の日々」へ。
( HBギャラリー、12月19日まで)
ギャラリーに入ると、
「宇和島東應援団」とバックプリントされた
黒いナイキのジャージを着ている男性が。
「遠方からのお客さま?」と思いきや、
「こんにちわっ」と声をかけてくださる。
おわわ。池田さんご本人でした。
『日本経済新聞』夕刊に連載されていた
角田光代さんの小説『空の拳』の挿画321点が勢ぞろい。
当時、『日経新聞』を愛読していて、
連載が始まったとき、
毎日、池田さんの絵を見られるなんて幸運!
と、喜んだものでした。
そんな連載にまつわるお話を直接お伺いすることができて、
それこそ幸運な時間でした。
連載の日付順に並べられた原画を一つひとつ見ていると、
映画の一コマひとこまを見ているような感覚に。
ギャラリーに流れていた音楽がまた
絵の空気にあっていて。
池田さんの選曲による
ヴィンセント・ギャロの映画
「ブラウン・バニー」のサントラ盤とのことでした。
色っぽさ感じる展示でした。
新聞が日常の身近な存在だったり、
親しみやすい紙の風合いのせいか、
新聞に印刷されると
絵をいっそう身近に感じますね。
筆致というか、スピード感じる原画も味わい深く、
それと同時に、いろんな人の手にわたる「印刷物」も
またいいなって思うのでした。
装画すべてを収録した本、
『空の拳 挿画日記』(日本経済新聞出版社)
も出ています。
新聞紙に近い風合いの 紙を選んで作られているので 連載されていたときの 雰囲気が伝わってきます。 |
2012年12月15日 sat.
ベネッセコーポレーションさんの新しいサイト、
気になる小学生の最新事情をお届けする
「今ドキ小学生まとめ」に
イラストを描かせていただきました。
(リンクのページからもご覧いただけます)
小学生のお子さんを持つお母さんたちに
ホッと一息つきながら楽しんでいただきたいという
コンセプトで作られたサイトです。
(早速、yahoo!のエンタメ記事でも取り上げられていたようです)
今回、お話をいただいたのは
以前からお知り合いだった
webデザイナー(ディレクター)の方でした。
一緒にお仕事できる機会があるといいなと
思ってくださっていたとのこと。
今回、サイトの雰囲気とタッチが合いそうと、
お声かけてくださったのでした。
プライベートでの楽しい出来事を共有できるのも
とても嬉しいこと。
そして、こうしてお仕事でご一緒できて、
また格別な嬉しさでした。
トップページのほか、
それぞれのニュースのページを
ズズズッとスクロールすると登場する
「進研ゼミ小学講座」のご案内などにも
イラストを使っていただいています。
かろやか〜な気持ちになるページ、
ぜひぜひ、ご覧ください。
2012年12月5日 wed.
作業しながらRadikoでJ-WAVEを聴いてると、
あら?
この時期のドイツの風景(カッコイメージ)が
思い浮かぶような音楽が。
選曲を見てみると……
アイルランドのおじいちゃんバンド、
チーフタンズ(敬愛!)のCarolan's Concertoでした。
素敵。
あたたまります。
これは昔つくった クリスマスのミニカード。 タイトルは「ドイツのクリスマス」。 |
2012年12月2日 sun.
DVDで「エアフォース・ワン」(1997年)を観る。
なぜに? 今ごろ?
「アメリカ大統領専用機のことがよくわかって面白いよ」
と聞いて気になっていたまま、幾年月。
ここにきてまた「面白いよ」と人から勧められ、
今ごろ、今ごろ。
いや、始まりから終わりまで楽しめました。
今観ても古さを感じません。
いやほんとにアメリカ大統領専用機のことがわかって
面白かったです。
オバマさんも大変だ。
これまでごひいきでもなかったのに
ハリソン・フォードのクシュッとした犬顔にも
魅了されました。
ところでしばらく前、
「トップガン」(1986年)を鑑賞。
(それこそ、なぜに今ごろ? 人からのおすすめ……の繰り返し)
こちらも楽しめました。
主人公トム・クルーズのライバル的存在のヴァル・キルマーが
本田圭佑(サッカーのね)にどこか似ていて、
登場するたび「ホンダ〜」と喜ぶおまけつき。
どちらもアメリカならではの映画。
スケールが見事。
この按配で、次は、
シュワルツェネッガーの「コマンドー」(1985年)が
予定されております。
えぇ、人のおすすめで。
いやー。
話題作というか、大ヒット作というか、
アクションものをまったく観ていないという事実。
2012年11月16日 fri.
気がつけば11月。も、半ば。
最近は緑茶回帰してますが、
暑い時期にはコーヒー(かなりうすめ)で
よく頭をシャキッとさせたものでした。
珈琲のよい香りをおともに
じっくり仕事。
それって至福タイム。
で、やめられなくなっていましたら、この夏、
うっかりカップをひっかけて、
ペンタブレット(絵を描く道具)の一角に珈琲が。
一角だもの、きっと大丈夫。
であってほしかった……。
そのあと、ペンが反応しません。
あれとこれの納品が〜。
わぁわぁわぁ。
まずはと、製造元のWacomのサポートセンターへ電話。
そこで初めて知ったのですが、
左利きと右利きのどちらにも対応できるよう
USBの接続口が2箇所あるのですね。
アドバイスに従って、
もう一方の使っていなかった接続口に
ケーブルをつけかえると……
動きが復活しましたっ。
おかげさまで事なきを得ましたが、
猛省して、以後、仕事しながら飲むのはやめましたよ。
ちなみに、数ヵ月たったところで、
思い立ってもとの接続口にケーブルを差しかえてみると……
動きました、 直っていました。
身体と一緒でゆっくり治癒することもあるのね。
なーんて。
2012年11月8日 thu.
そういえば。
実家に帰っていたとき、
父と母がテレビ(にっぽんの芸能という番組)で
「阿吽(あうん)」という日本舞踊を見ていた。
振り付けが楽しく
ストーリーも感じられて、
ついつい眼が釘づけに。
日舞を「おもしろい」と思ったのは初めて!
日舞のことをほとんど知らない者がそう思ったのも
演者の表現(技術)が
卓抜だったからこそなんだろうなぁ。
と、表現の力について、感動しました。
おもしろいと言えば。
しばらく前に読んだ
漫画家・東村アキコさんの自伝コミック
『かくかくしかじか 1 』。
おもしろいです。
充足してしまって、
きっとおもしろいであろう
東村さんの漫画を読むきっかけを逸しているほど。
(テンションが小迎裕美子さんと近いものが)
美大を受験する方や絵関係の方にもぜひ。
2012年11月5日 mon.
母が心臓の手術をして退院したので、
身体にさわらないよう
助けになるよう
1週間ほど実家へ帰ってきました。
手術だもの、心細い思いをしたのではと
「不安だったでしょう」と
ねぎらう気持ちでたずねると……
「(よくなると思うと)手術を受けるのが楽しみでしたって先生に言ったら、
そんなこと言う患者さんは初めて!とびっくりされた」
と話していました。
なんとも母らしいというか。
元気のある声と話しっぷりに安心しました。
その一方で、
ノートPCとペンタブレット(イラストを描く道具)を持ち帰って、
お仕事、お仕事。
仏壇のある座敷で、正座して……
これが意外と、眼・肩・首が疲れず、びっくり。
雑誌やら座布団やらで調節した高さがよかったのか?
母もときどきのぞきにきて
イラストの感想を聞かせてくれたりして、
味わい深い時間でした。
こんなとき、どこにいてもできる仕事で よかった
と、ひとしおです。
データ通信用のモバイル機器も持ち帰っていましたが、
兄の奥さん (我が家の電気部門担当)に無線LANの設定をしてもらって、
さらにネットの接続環境が快適に。わっほー。
2012年10月27日 sat.
装丁家の小泉弘さんからお知らせをいただいて、
きのう、林哲夫さんの個展「ポ・ト・フ」へ。
(ウィリアム・モリス 珈琲&ギャラリーにて、10月31日まで)
小泉先生は、観た瞬間、
私が初めての展覧会(三人展)で展示した
イラストを思い出して、
おたよりをくださったのでした。
それは、街角で本屋さんのウィンドウを
のぞいている女の子のイラストで、
私自身とても気に入っているもののひとつです。
感激です。そのうえ、
「パリの古書店を描いた油絵がものすごく素敵です」
と書かれていて、
これは何としてでも時間を作って出かけなくてはっ。
と、出かけてきました。
パリのいくつもの本屋さんを描いた水彩画と油絵。
見たとたん、
小泉先生がおたよりをくださった理由がわかる気がしました。
本屋さんのある風景って
どこか共通するものがありますね。
本の香り(気配)が届いてきそう。
開店と同時に店主がお店の前の平台に
本を並べている絵では
神保町の景色が重なりました。
まるで気に入った景色に出会ったときのように
絵を見ながら思わずスケッチ。
出かけてよかった!
また本のある風景を描きたいとも思い、
ワクワクしました。
よい時間でした。
もうひとつ、うれしいお知らせです。
10月8日まで開かれていた「元素のふしぎ」展の期間中、
国立科学博物館のミュージアムショップで
置いていただいていた元素の周期表ポストカード。
引き続き、ショップで販売していただけることになりました!
お出かけの際にはどうぞお手にとってご覧ください。
2012年10月19日 fri.
きのう、水野朋子さんの「グラスの妖精」へ。
(アーツ千代田3331のRENSEI PRINT PARKにて、10月30日まで)
水野さんの絵にはいつも
風が吹いているのを感じます。
そのことともつながって、
それぞれの表現(体質)にあった画材の話をしていて、
またひとつ、気づけたことがありました。
そのあと、林美奈子さんの三人展
「LE SON DE COUP D`AILES」へ。
(MAREBITOにて、10月21日まで)
茅場町にある川べりのギャラリー。
旅情感たっぷり。
コラージュ作品のそばに飾られていた
針金のモチーフの線がまろやかで
こちらにも見とれました。
イラストレーターのかぶらぎみなこさんにもお会いできて、
イラスト話をもろもろ
お伺いできたのも楽しかったです。
ところでこの日、林さんに
「出口さんて、客室乗務員系ですね」
って言われました。
私の古くからの友人が聞いたら
腹をかかえて笑うことでしょう。
私はよくものをこぼします落とします。
でも、嬉しかったので書き残しておきましょう。
水野さんも林さんも
2年前の二十七福zine展でご一緒したのがご縁。
心にのこる時間になりました。
今日は阿佐ヶ谷でうちあわせを終えたあと、
デザイン学校時代の友人でもある
平松モモコさんの「PEACH NECTAR」に出かける予定。
(THERME galleryにて、10月28日まで)
いただいたDMが思わず人に紹介したくなる可愛らしさ。
(モモコさんのHPのトップページにアップされてます)
みなさまもどうぞ!
2012年10月12日 fri.
高倉瑶子さんの個展へ。
(野の花 司にて、10月13日まで。展示風景はこちら)
つぼみや葉の形の愛らしいこと。
高倉さんの絵を見るといつも、
お花への愛情、お花と向き合ってる視線を感じます。
展示スペースでもある茶房野の花は
いつ来ても気持ちのよい空間。
煎茶と空也の最中でひと息ついて、
すぐ近くの紙わざ大賞の入賞作品展へ。
紙を使ったプロダクト製品のコンペと
なぜか勝手にイメージしていたので、
展示を見て気づきました。
紙を使ったアート(一点もの)のコンペだったのですね。
エモーショナルな作品が並ぶなか、
スッとした佇まいのイラストが。
イラストも紙を使っていると言えばそうだけど……
と、受賞者を見て大納得。
昨年、タンバリンギャラリーで展示を見て
心ひかれた水谷有里さんでした。
そう、水谷さんは貼り絵でイラストを描かれているのでした。
紙わざ、紙わざ。
そのあと、北村人さんの「クレヨンと木炭」へ。
(ギャラリーハウスMAYAにて、10月13日まで)
いつもながら配色と白い空間が素敵でした。
今回は、日常品を描いたイラストで
ワイズベッカーのことをふわっと思い出しました。
ところで、北村さんと直接お会いしたことはないのですが、
いただいたDMには
直筆で宛名が書かれていました。
知人の参加していたグループ展に北村さんも展示されていて、
そのときの芳名帳を見て
ご案内をくださったのではと思うのですが。
以前、人から、
「DMや年賀状の宛名は直筆で」
とアドバイスされたことがあって、
できるだけ自分で書くようにしてるのですが、
直筆ってうれしいものなんだと
大切なことかもしれないと改めて思いました。
2012年10月11日 thu.
きのう買った科学モチーフの付箋はこちら。
ほかにも大工道具シリーズなど、
いろんなものがありましたよ。
「ちいさい」っていうのは 「可愛い」を感じさせる 要因のひとつかも? 機能的な形のものが 小さくなっていると いっそう。 あ。でも、大きくても 可愛さ感じるものもありますね。 |
今日は友人がうちの近くまで来てくれて、
一緒にランチ。
横浜美術館での展覧会のおみやげ、
奈良美智さんのキーホルダーをいただきました。
おそろいですって。 うれしい。 アタマの形と眼の大きさに 最初ギョッとするも、 すぐに見慣れる。 可愛さすら感じてくる。 |
って、Twitter にぴったりそうなサイズの話題。
と、時々そう思ってUPしないで終わることもあったりで、
いっそTwitter 始めるのもいいんじゃない?(今ごろ〜)
とも思うのですが。
「このページ、見やすくていいね」
と言ってくれる友人もいるので(うれしい)、
当面、これで行きますよ〜。
どうぞお付き合いください。
2012年10月10日 wed.
成城の HANSEL & GRETEL という雑貨屋さんで
フラスコやシリンダー、分子模型らしきものを
かたどった付箋を買う。
付箋は日々の愛用品。
しかも、科学モノときたもんだ。
そのうえ、デザインが愛らしい。
(もう夜なので撮影はあきらめます。
またお目にかけたいです)
そしてレジのカウンターで
外間宏政(ほかま・ひろまさ)さんのテディベアを発見。
当ショップにて、
10月13日から21日まで
作品展が開かれるそう。
(ワークショップもあります)
それがなんとも味わいあるベアで、
絵が形になったというか、
たとえば筆のタッチまで感じるような質感で、
まじまじと何度か撫でてしまう。
それに気づいた店員さんと
「かわいいですねぇ……」
と、うなづきあう。
このページの一番上の
のぼ〜んとした風情のベアもかわいい。
ぜひ検索して、
外間さんのいろんなベアに出会ってみてください。
と、思わず紹介したくなる
不思議な愛らしさなのでした。
2012年10月8日 mon.
このところイラスト中心に活動していましたが、
今年はデザイン仕事もいくつかお声かけていただいて、
新しく経験することもあって、
なかなかに刺激的でした。
調べものの際には『デザインのひきだし』
(グラフィック社、現在17号まで刊行)
にも、かなりとお世話になりました。
こちらは印刷や紙・加工に関する情報誌。
扉にある言葉がよいのです。
デザイナー、
デザイナーへ仕事をお願いする人、
それを受け取って印刷や加工をする人、
みんなに役立つデザインと
技術情報をつめこみました。
これを読めば、知らず知らずに
あなたの “ デザインのひきだし ” は
一段ずつ増えていくはずです。
目的がはっきりしているというか、
読む人の顔が見えているというか、
心意気というか、
鼻息すら(んふっ!)伝わってくるようで、
なんとも気持ちがいいです。
特集以外の記事も読み応えありで、
バックナンバー全巻に目を通したくなる
イキオイです。
そんなことを考えていたら、思い出しました。
イラストの仕事をするとは考えてもいなかった会社時代、
なぜか『イラストレーション』(玄光社)を愛読していました。
専門以外の人間が読んでもおもしろい!
当時、そう思える雑誌だったのでした。
専門誌でありながら、エンターテイメント。
鼻息、カモ〜ン。
2012年9月27日 thu.
先日、母が電話で話してくれた
もくれん的な(ぽっとランプがともるような)お話を一席。
父に付き添ってもらって病院から帰ってきたときのこと。
電車を降りるときに助けが必要で、
父が手をさしのべてくれて
手をつないで帰ってきたのだそう。
「ときどきテレビで、
手つないで歩いてるおじいちゃんおばあちゃん見て、
仲いいなぁ〜と思って見てたけど、
あれは仲がいいからだけやないんやなってわかったわ」
と言う。
それは母くらいの年齢にならないと実感できないことかもと、
手つなぎ(&ハグ)推進派の私としましては
ハッとしたのでありました。
「でも、手つないで、ほっとしたやろ。安心したやろ」
「そうやねん」
と、母の声がぱぁっと柔らかくなる。
「これから、いっぱいつなぎ」
「そうするわ。一緒にいられる間になぁ」
いろんなことが起こる・起こっている世の中を思うと、
父と母がこうして今でも一緒に元気でいてくれることが
(もちろん身体の心配はあれこれ出てきていますけれど)
当たり前のようでいて
恵まれてるな、幸運なことだなって感じます。
2012年9月14日 fri
いつもお世話になっている
科学グッズのセレクトショップ・海猫屋さんが
18日に長野県上田市に移転されることになったので
昨日、歓送会へ。
海猫屋の田中さんとは会社時代、
一緒に気持ちよく仕事をした間柄。
それぞれ独立してからも
グッズを取り扱っていただいたり、
お仕事でご一緒したり。
なかでも、私がデザインとイラストの仕事を始めた年、
「ブドウ糖って環状の形をしているんです。
これをリースに見立てたクリスマスカードを作りませんか?」
と、科学のポストカードを作るきっかけをくださいました。
カードづくりをきっかけに
「分子ってかわいい〜」の気持ちが止まらなくなり、
おそろしくマイペースではありますが
「科学のグッズづくりを自分の仕事の柱のひとつにしたい」
と思うようになったり、
新聞の取材を受けたり、
専門誌でエッセイの依頼をいただいたり。
珍しくも「恩義」という言葉を使いたいくらい、
とっても感謝しているのです。
ご近所でなくなることはさびしいけれど、
よい物件にも出会え、
オフィスの広さも現在の2倍に。
なにより、「上田に海猫屋さんがやってくる!」
と心待ちにしているお客さまがいらっしゃるとのこと!
海猫屋さんが上田の新しい名物になったら楽しいです。
そして、これからも一緒にお仕事できることを
楽しみにしています。
みなさまもどうぞ
楽しみごとに、プレゼント選びに、
海猫屋さんをごひいきに!
2012年9月8日 sat.
8月に読んで面白かった本、
2冊目は
佐藤悦子さんと清野由美さんの
『「オトコらしくない」からうまくいく』。
(日本経済新聞出版社、2010)
アートディレクター・佐藤可士和さんの妻であり、 可士和さんが設立した会社の マネージャーでもある悦子さんに 清野さんがインタビューする形で 繰り広げられる対談。 |
2012年9月4日 tue.
こんにちは、こんにちは。
振り返ると、8月の更新が1度きりとは。
こんなこと、いまだかつてあったでしょうか(ノォォォ)。
またしてもご無沙汰してしまいましたけれど、
猛暑なのに、ごはんもおいしく、
快眠してます、元気です。
そんな8月、面白い本にもたくさん出会いましたよ。
まずは1冊目(ナビゲーター気取りで)、
朝倉世界一さんの『デボネア・ドライブ』。
(全3巻、エンターブレイン、2008〜2010)
デボネアというのは、 三菱が昔つくっていた車種の名前。 ちょっと昔のアメ車っぽいセダン。 「debonair」という単語には 「愛想のよい」「陽気な」「のんきな」 という意味もあるようです。 |
デボネアに乗って、
千葉から津軽へと向かうあれこれ。
ロードムービーをみているような心地よさ。
読み終わったあと、
私は声に出して言いました。
「朝倉世界一になりたい」。
この間(ま)。
魅了されます。
「天才」なんて言うと、
努力しないで出来てしまう人のようにとらえられがちだけど、
そぉゆぅことではなくて。
その人の持っている(授かっている)もの……という意味で、
天賦のもの、感じます。
朝倉さんの描く女の人はほのかに色気があって、
赤ちゃんもかわいらしい。
なかでも、おじいちゃん・おばあちゃんがとってもいいです。
今年出た本ではないけれど、
『おしえて!もんじゅ君』に続いて
「今年の一冊」に。
ところで、『デボネア』を読むきっかけになったのが、
6月に出た朝倉さんの新刊
『春山町サーバンツ』の巻末広告文。
どれもが朝倉さんに対するリスペクトと愛がてんこもりで、
やりたいことやってますって感じの本作りが
とってもよかったのでした。
『デボネア』からも『春山町』からも 朝倉さんの和菓子への愛も 何気に感じたりします。 和菓子好きとしましては。 |
2012年8月10日 fri.
先週から今週にかけて、
ひとあし早めに夏の休暇。
非日常も格別ですけれど、日常もまたよし。
で、スイッチオーンです。
国立科学博物館のミュージアムショップさんから
元素の周期表ポストカードの追加のご注文をいただきました。
初回、まとまった数を納品したのですが、
その2.5倍の枚数を。
店長さんから「売れてますよ」とのお言葉をいただいて、
ブラボ〜です。
折しも夏休み中に開かれている「元素のふしぎ」展。
全国からのお客さまが
手にとってくださっているかもしれないと思い浮かんできて、
作ってよかった、置いていただけてよかったと
ひとしお思うのでした。
(1月に作って出足好調だったので、
3月にドドン!と思いきって多めに増刷しておいたので、
それもまたよかったと思うのでありました。
ご注文、カモカモ〜ンですよ)
おみやげにもぴったり。
みなさまもどうぞお出かけください。
2012年7月30日 mon.
竹橋で打ち合わせをすませたあと、上野へ。
行ってきました、国立科学博物館の元素のふしぎ展。
自分の身体を構成している元素の重さが表示される……
という元素体重計があったので乗っかると、
近くで見ていたおじさまが
「あんた、酸素少ないね」。
そばにいたスタッフの人が
「その人の体重によって、概算が表示されるんです」
と、フォロー(?)。
それを聞いて、
「スリムってことだ。ほめてんだよ。うんうん」と、おじさま。
「(酸素少ないらしいんで)息吸い込みながら帰ります〜」と、
笑顔で立ち去るのであった。
そのあと、ポストカードを置いていただいている
ミュージアムショップへごあいさつに。
店長さんからはショップの運営やグッズについての
貴重なお話も聞かせていただいて、
今回、ご縁が出来たことを喜ぶのでした。
元素の周期表ポストカードと 科学者ポストカードが 公式カタログのおとなりに。 |
ポストカードは、ショップを入ってすぐ正面の
わかりやすい場所に置いてくださっていました。
(母さんはうれしいよ)
科学者ポストカードも
4人の科学者が一望できるよう
セッティングしてくださっていて感激です。
ちなみに、手前から、
ファラデー・ガリレオ・アインシュタイン・ニュートンと
わたくしの好きな顔の順に並んでいました。
(いえ、みんなそれぞれ尊敬していますですよ)
2012年7月27日 fri.
見本帖本店へ。
いま手がけているデザイン仕事の用紙についてご相談。
アドバイザーの吉田さんに
わかりやすく適切なアドバイスをしていただけて、
これでまた一つ前に進めそうです。
美篶堂の上島さんや野々山さんにも
久しぶりにお会いできて、
それもまた嬉しい出来事でした。
(美篶堂さんは昨年、見本帖本店内にショップを移転されたのでした)
そのあと、さいとうかこみさんから
ご案内をいただいた「実践装画塾 修了展2」へ。
(ギャラリーDAZZLE にて、7月29日まで)
ラフスケッチから着地点への過程も展示されていて、
興味深かったです。
と、こんにちは、こんにちは。
ご無沙汰していました。
仕事が目白押しだったり、
家族の身体に変化があって
一ヵ月先はどうなっているのでしょう。
という状況だったりで、
頭がカオス〜な7月でした。
そんな中でも、行けるときにと急に思い立って、
修善寺のあさばへ出かけたりも。
日本を代表する名旅館と聞いていましたが、
くつろいで、落ち着いた気持ちで過ごせる空間でした。
空気がきれい。
靴をぬいで用意されたスリッパに足を通した瞬間、
「ここに来てよかった」と思いましたもの。
肌心地がもう。
そういうさり気ないところからして、
おもてなしの気持ちの行き届きっぷり、
随所に感じました。
(かといって、どうです? 気ぃ配ってますやろん?
的な尖ったところが一切ない)
過ごすうちに、お値段のことなど気にならなくなるのでした。
この空間と、お料理と、スタッフの方たちのおもてなし。
またここで時間を過ごしたいと思いました。
(秋も味わいたいですが、夏もまた。鮎〜)
2012年7月7日 sat.
販売店さんのホームページや
『たのしい授業』3月号(仮説社)で紹介していただいて、
順調に売れてます、元素の周期表ポストカード。
「実用品(周期表のことね)ってやっぱり強いな」
と実感です。
さらに、科学の楽しさを体験できる場所で
たくさんの方に手にとっていただけるといいな〜。
と、少しずつ各地の科学館さんに
広報活動を始めましたところ……。
上野の国立科学博物館で開かれる
「元素のふしぎ」展の期間中(7月21日〜10月8日)、
ミュージアムショップにて
周期表ポストカードと科学者ポストカードを
置いていただけることになりました。
ブラボ〜です。
どちらもほかにはないポストカード。
(周期表グッズはあまたあるけれど、
ポストカードサイズは日本で初めてかも?)
にぎにぎしいショップの中、
この小さなグッズを見つけだしてくださる方が
いらっしゃいますように!
2012年6月24日 sun.
図鑑といえば。
数年前、夫の田舎の物置を整理したとき、
彼が子どものころ愛用していた
学研の図鑑がひとそろい出てきました。
イラストの資料に図鑑はいくらあっても嬉しいもの。
動植物の内容などは
時代を経ても大きな変わりはないので
昭和の香りもなんのその、
現役で使えそうです。
彼が小さかったころ
好きで眺めていたものと思うと
いとおしさも増すってもんです。
かさばるけどけど、捨てられませーん。
いただいてまいりました。
2012年6月22日 fri.
昨日、片岡知子さんの
「八朔ゴムはん作品展 日々是投棄」へ行ってきました。
(tray にて、6月24日まで)
捨てるゴミをモチーフにしたスタンプ展。
いつもながら、版面の美しいこと。
ビリリッとやぶられたお菓子の袋に
日常の中のアート、感じました。
そして今回も、見せ方というか、
しつらえが素晴らしい。男前。
ギャラリーで流れていた
フォトグラファーである
片岡さんのお兄さまが撮影・編集されたという
ゴムはんのメイキング映像も
わかりやすく美しかったのです。
ところで、展示を見に行く前に行った
美容院で読んだ『クウネル』。
動物記を書いたシートンの絵の見事なこと。ふぉぉぉ。
先日、実家に帰ったとき、
植物学者・牧野富太郎の『原色牧野植物大図鑑』が居間に。
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富太郎の描いた植物図の
これまた見事なこと。
しかも量が膨大。ひぃぃぃ。
ほ、ほしいです。
これは私にとって家宝級もの。
藪内正幸さんの描く動物の絵もですが、
そのもの(構造)を知りたいとき、
写真を見るよりわかりやすい。
イラストの力・役割を感じます。
012年6月15日 fri.
行ってきました、「福田平八郎と日本画モダン」。
(山種美術館にて、7月22日まで)
福田平八郎「漣」 (1932、大阪市立近代美術館建設準備室蔵) |
白と青だけで表現された「漣(さざなみ)」、
よかった。
皆川明さんのデザインする布地(洋服)のよう。
ポップ。
近づいたり、遠ざかったり、斜めから見たり。
ずっと眺めていても、ちっとも飽きない。
水辺にいるときと似ている感覚かもしれませんね。
絵の前からなかなか立ち去れなかった。
*この絵は6月24日までの展示です。
2012年6月2日 sat.
山種美術館で開催中の
「福田平八郎と日本画モダン」行かなくちゃ。
福田平八郎「筍」 |
先日、実家から筍が届く。
淡竹(はちく)なので灰汁抜きの必要もなく、
とってもらくちん。
煮物に、炊き込みごはんに、炒めにと、
毎日、手変え品変え、楽しんでいます。
それにしても皮の、
ビロードのようにふかふかして
紫色の美しいこと。
裏側の光沢具合もしかり。
皮を向くたび、興奮します。
水煮では味わえない官能の世界がここに。
どんな人工物も自然にはかなわないと
思っちゃいますよ、ここでもまた。
うっとり……。(余韻)
2012年6月1日 fri.
1年の折り返し地点も近づくころですが、
書くタイミングを逸していた
久しぶりの再会&小さなお友だち話をもうひとつ。
1月末、会社時代、とってもお世話になった
上司が退職されることに。
長男的存在の先輩が舵取りしてくれて、
その日、OBが集結して
花束を持ってサプライズ訪問することに。
(みな円満退社しましたので
辞めてからもファミリー的つながりがあるのです)
予期せぬ出来事に上司も喜んでくださって
楽しい時間を過ごしました。
そこで久しぶりに会ったのを契機に、
その後、OB会が花盛りに。
後輩のおうちで女子会をしたときのこと。
babyだったお子さんも
小学校5年生の足長boyに。
忌野清志郎さんが大好きらしく(なぜに?)
一緒にライブDVDを見て、みんなで踊る。
なんてセンスのいい子なんでしょう(私見)。
後輩曰く、女の子の趣味もよいらしく、
(それは親御さんにとって安心なことですね)
そのセンスを垣間見る出来事が。
その日は、会社時代にお世話になった
カメラマンさんの奥さまもご一緒に。
少年はそのご婦人のところにスーッとやってきて、
「あなたは美しい人ですね」。
まさしくその方は、
私たちにとって憧れ的存在の素敵な女性。
少年の審美眼に脱帽です、爆笑です。
サヨナラするときには
手をつないで、一緒にスキップしてました。
自然にスキップするなんて。何年ぶり?
ふだん、のびのび楽しく過ごしてる方だと思うのですが、
さらに開放的な気持ちになってることに、ハッ。
まわりを伸びやかな空気に変えてくれる
素敵な男の子なのです。
2012年5月26日 sat.
ジブリの「借りぐらしのアリエッティ」。
「こびとが主人公? てことはファンタジー?」
と未見のままでした。
んが、先週久しぶりに会った友人の
小学校6年生になる娘さんが
「アリエッティ、ぜひ見てください!」
と、かわいい声でおすすめしてくれたので、
先日、一息ついたところでDVD鑑賞。
緑の表現の美しいこと。
(今の季節の気分にもぴったり)
上から下へと空間移動するときの感じにハッ。
アリエッティの凛とした
シュタッとした立ち姿にも見とれる。
教えてくれた小さなお友だちに感謝。 (つづく)
2012年5月21日 tue.
先週の土曜日、
かつてインドを旅したとき知り合った友人が出演する落語会へ。
もう一人の、同じくガンジスのほとりで知り合った友人と集う。
学校だったり、仕事だったり、楽しみごとの場であったり、
同じ時間を共有した間柄は
「同じ釜の飯を食う」という言葉がしっくりくることが多いけど、
インドというハードな旅先で出会ったこの友人たちも
まさしくそんな感じ。
合い言葉は「ナマステ!」ですよ。
たびたび会ってるわけではないのに
昔からの友のよう。
ここでもまた不思議な縁を感じます。
落語会は日大の落研OBの皆さまによるもの。
上司に相当するお年頃の方も多数。
しかし、落語のひとの風情っていいもんですね。
間合いの心地いい軽やかな噺っぷりの方がいて、
ファンになりました。
そのこなれた感じにたびたびライブをされているのかと思えば
いえいえ全然。市役所につとめてます、とのこと。
こんな人と同じ職場だったら、私は嬉しい。
落語の合間に、現役学生さんのコントも。
こちらも楽しみました。
(若くて可愛い男の子たちに、採点は若干甘めに)
私は昨年から落語デビューしたので(聴く方ね)
落語の盛り上がりを感じているのだけど、
50人いる現役部員さんのうち
落語をやってる人は一人とのこと。
うー。そうでしたか。
(ちなみに、いまチケットのとりづらい噺家さんの一人、
柳家喬太郎さんもOBだそうです)
その後、OBの懇親会にもおじゃましました。
そこで後半、一緒に集った友人の小学6年生の娘さんと
ジブリの映画など肴に話し込む。
こんなに年がはなれているのに
会話が盛り上がるなんて、
ジブリって、物語って、エンターテイメントってすごいです。
2012年5月13日 sun.
囲碁をたしなんでいた作家の夏樹静子さんは
白と黒のコントラストが強い碁石は
眼によくないと医師に言われ、
(眼精疲労が激しかったそうです)
緑の濃淡をつけた碁石を開発されたそう。
かくも緑は眼によいのか。よいのね。
最近、また眼の疲れと身体のコリが重なり、要注意。
ほぐさなくては。
と、ご近所にあるケヤキ並木を
往復するのが日課に。
遠回りしてでも歩きたくなる
みごとな緑のトンネル。
歩いているときまって
筍の皮をむいたときのような
香りのするスポットが。
う〜ん。うまそう。
むせかえるような緑のほっこりとした香り。
五月、五月。
2012年5月7日 mon.
大友克洋原画展へ。
漫画にさほど詳しくない私でさえ
日本の漫画史の中でもスペシャルに感じる人の一人。
チケットも完全予約制。
そんなところにも別格感。
(チケットはローソンでお求めになれます)
原画の線の美しいこと。
ぼわーっと見とれてると垂涎してしまいそう。
ふだん見る機会のない原画を見られるのは嬉しいこと。
でも、美しいものを見る楽しさは
一点ものの絵画と変わらないけれど、
浮世絵(版画)と同じで、
広く流通して手にとることのできる
印刷物ってやっぱりいいな、と思う。
『童夢』の原画が一部見られたのも嬉しかった。
映像を見てるよう。
そういえば、80年代当時、
池袋で『童夢』に出てくる
おじいさんそっくりの人を見たことがある。
あの羽根付き帽、かぶってました。
おじいちゃんもコスプレするのか。
それとも、あれは一体……。
そのあと、吉田稔美さんが
「おもしろい展示になったので、ぜひ!」
と、ご案内くださったトルネード!展へ。
展示風景はこちら。
古今東西のお話の登場人物がモチーフということもあってか、
どこか芝居小屋を感じるような
色っぽい雰囲気の展示でした。
ギャラリーの行き帰りでは浴衣姿の力士さんをちらほら見かけ、
両国を感じました。
あ、夏場所ですね。
私たちのアイドルというか、
アイコンというか、
お相撲さんて、見かけると嬉しくなりますね。
2012年5月1日 tue.
5月です。
3月に続いて、
4月もいろいろあって長く感じましたー。
平日に出かけられるのがフリーランスの特権。
連休前に休養をとったので、
連休中はいくつかの案件を進めたり、
部屋の整理をしたり。
快適でした。
しかも、すこぶるお天気のいい日続き。
そんななか、静かに作業していると、
おや、この感じ。
会社時代の休日出勤を思い出す。
電話もかかってこないから、
けっこう集中できたりしたんですね。
(いまだと、メールの数がバロメーターかな?)
そうえいば、社長は
「こんなお天気のいい日は
会社にいないで植木の手入れをしたいな〜。
と思う人は、植木屋になるといいと思う」
と言っていたそう。
会社時代も、今も、
お天気のいい日に仕事……は
まったく苦痛ではないので、幸いなこと。
(そういう選択してきましたからね)
もちろんお出かけするのも好きです。
今日は商店街でツバメを見かけた。
こんなところで見かけたのは初めて。
お店の中にスィーンと入っていって、
ガラス窓に激突していた。
心配。
2012年4月21日 sat.
サーバーの引越がぶじ終わり、
portfolioのページもオープンしました。
一部ではございますが、
イラストをセレクトしてご紹介しています。
よろしかったらどうぞご覧ください
ここらあたりでは今、
紫のモクレンが花盛り。
ランプのようなバホバホなハクモクレンを
こよなく愛してトレードマークにもしてきましたが、
紫のもよいなぁと思う近年です。
渋みのあるリップスティックのよう。
ご近所散歩のたび見とれます。
心なしか、白より花びらのもちがいいような。
2012年4月17日 tue.
サーバーの引越をしている関係で
mokuren-design名義のメールの受信が
一時できなくなっていましたが、
ぶじ復活しました。
お仕事関係の方々には
別アドレスで受け取れるよう
ご連絡させていただいたのですが、
この間、もしメールを送ってくださっていた方が
いらっしゃいましたら、
ご迷惑をおかけいたしました。
またぜひご連絡くださいませ。
ふぅ。
昨日、サーバーのサポートセンターに二度電話して
メールの設定を伝授していただくも、解決せず。
今日もう一度、お電話して、
解決策を見つけていただきました。
もうこのときはお互いに達成感!
のような、すがすがしい声に。
お世話になりました〜。
そんなわけで、引越完了までもう少し。
2012年4月11日 wed.
クライアントさんにお誘いいただいて
都内のホテルで開かれている
日本形成外科学会へ。
商品のサンプルを受け取るのが目的でしたが、
めったにない機会。
ドクターへのプレゼンのため設けられている
メーカーさんや販売店さんの
商用ブースをひとまわりして帰る。
そんな会場なわけで、
ブースを見て回っているのはお医者さま。
と、出展している業者の方々はふつう思うでしょう。
「先生」と次々に声をかけられ、
ちょっといたたまれませんでしたが、
おとなしく女医ぶって回ってきました。
(今日はきちんとした格好で出かけましたし)
しかし、病院名を聞かれたらアウトですね。
2012年4月8日 sun.
合間をぬってホームページのお引越を準備中。
新しいサーバーは
使えるデータの容量が増えるので、
お部屋がうんと広くなった感じ。
快適そうです。
住まいというのは
いつ何が起こるかわからないので
大きくなくてもいいんじゃないかな。
昨年3月の地震がさらにきっかけになって
そう思うようになったり
ものを減らしたりもしています。
でも、ホームページにかぎっては
広いと快適!
思うぞんぶん中身がふやせます。
それにしても、力仕事はありませんが、
お引越というのは何かと時間がかかりますね。
サーバーのお引越なので
ページの見た目は変わりませんが、
早く落ち着いてスッキリご案内したいです。
2012年4月2日 mon.
セーターが暑苦しく感じる前にと
トップページのイラスト変えました。
タイトルは「金色のラッパ」です。
このイラストは
ある人にプレゼントする気持ちで描きました。
パプ〜。
もともとイラストやデザインの仕事って
人にプレゼントを贈る……
そういうスタンスの仕事のひとつ。
なので特別なことではないですけれど、
そういう気持ちで描くのはいつだって爽快。
「君に届け!」ですよ。
(読んだことないですけど)
昨年の私の一冊は、
小山宙也さんの『宇宙兄弟』(講談社)でした。
(単行本が出たのは2008年ですけれど、
初めて読んだのが昨年でした)
もうビューティフォー。
1巻めに出てくる
「私(あなた)にとっての一番の金ピカ」という言葉も
そう感じさせてくれたひとつ。
そんなことも胸に抱きつつ、
パッププ〜。
2012年4月1日 sun.
4月です。
3月はなんだか長く感じましたー。
毎年、1月が長く感じるあの感触のよう。
1月は高校のン〜10年ぶりの同窓会と
デザイン学校のクラス会で始まりましたが、
今年に入ってから、
久しぶりの人たちと会う機会が
トントントンと続いてます。
3月の始め、出張のためこちらにやってきた
大学時代の相棒(関西在住)と5年ぶりに再会。
彼女とはインド、バリ、東北縦断北海道……
現地で宿を調達という
スリリングな旅も一緒に楽しんだ間柄。
神楽坂コンシェルジュ(と勝手にそう呼びたい友人)に
おすすめしてもらったトキオカで
ゆっくり飲んで話す。
お兄さん二人がやっている気持ちのよいお店でした。
このあたりは隠れ家的な
よい風情のお店がたくさんあって
身体が一つでは持たない気がします。
友人に紹介したアグネスホテル アンド アパートメンツ東京。
こちらも隠れ家的なこぢんまりとした
雰囲気のよいホテルでした。
お部屋に小さなキッチンもついていて
ちょっとした滞在にも向いていそう。
友人は定宿にしたいと気に入ってくれました。
また神楽坂でお会いしましょう。
2012年3月29日 thu.
大野更紗さんの『困ってるひと』(ポプラ社)を読む。
ある日突然、日本ではほとんど前例のない難病にかかった
女子大生(当時)のエッセイ。
昨年出版されて話題になっていた本。
糸井重里さんや小迎祐美子さんが
サイト上で書かれていた文章を読んで
気になってたのでした。
壮絶です。(でも、すんごいエンターテイメントにあふれてる)
そして、後半から登場するお話に
なんともいえない勇気づけられるような
あたたかい気持ちに。
泣いた。
医療や福祉関係のお仕事、
公共のサービス業についてる方
(政治家や役所で書類手続きを業務にしてる方とかとか)
にも「ぜひ読んで!」という気持ちに。
自分のすぐとなりにあるかもしれないお話。
「人生とは、何かを計画している時
起きてしまう別の出来事のこと」
という、星野道夫さんの『イニュニック』に出てくる
言葉を思い出す。
2012年3月27日 tue.
ここらあたりではモクレンが
咲き始めましたよ。
和田エイさんの個展へ。
いつも3月に御茶ノ水画廊という
趣ある木造の画廊で展示されていた和田さん。
画廊が取り壊されることになって
新しく選ばれた場所が
神楽坂のアユミギャラリー。
こちらも雰囲気ある木造建築。
以前から好きなギャラリーだったので、
ご案内をいただいたとき、
「和田さんにぴったり!」
と、ストンとした気持ちに。
訪れるみなさんがそう言ってくださるそうで、
新しい場所で展示を始めた和田さんは
とっても晴れやかそうでした。
和田さんとは、御茶ノ水で展覧会をひらいていたとき、
デザイン学校の先生を介して知り合いました。
初めてお会いしたとき、
和田さんが旋盤工をしていた作家の小関智弘さんと
お知り合いだということ、
デザイン学校の入試のとき面接してくださった先生が
その小関さんの息子さんだったと知って、驚く。
(小関さんのものづくりについて書かれた本が好きだったのです。
そして、その先生は面接のとき、
心に残る言葉をかけてくださった方だったのでした)
和田さんは私にとって
ずっと絵を描いて生きてきた
風格のようなものを感じる方。
たまたま知り合った年下の私に
時どきふっとおたよりを届けてくださったり、
不思議なご縁を感じます。
そのあと、ペーターズギャラリーの五人展へ。
北村人さんの赤と黒のクレヨンで描かれた絵が
2色なのに、豊かな色の世界を感じて、
とてもよかったです。
2012年3月21日 wed.
所用があって御茶ノ水へ。
そういえばこの季節、展覧会を開いては
この地に通っていたものでした。
絵といえば。
おうちには夫の母が好きだった絵が
そのままずっと飾ってある(あった)のですが。
今年に入って、わたしの絵を飾ったら?
と、彼がすすめてくれたので(うれしい)、
玄関と廊下に飾られていたものを入れ替えました。
ひとの絵(自分で買ったもの・いただいたもの)や
自分のポストカードは部屋に飾っていましたが、
自分の絵(シルクスクリーン)は
飾ったことがなかったことに気づきました。
「次回の展覧会用にフレームはしまっておこう」
って、保管していたのでした。
飾ってみると、
その一角がギャラリー(もしくはカフェ〜) の雰囲気に。
展覧会のときの凛とした空気を思い出す。
それにしても
前に飾ってあった油絵や博多人形と比べると
よい意味でもその逆の意味でも
重たさがない。かろやかなり〜。
(版画という特性もあるかもしれませんが)
絵を買って (飾っていて)くださる
お客さまの気持ちを知るためにも
なんということでせう。
もっと早く自分でも飾るべきでした。
しかし、遅くなりましたが、よしとしませう。
絵の前を通るたび、嬉しくなる。
お茶の席の掛け軸のように
季節に合わせて変える楽しみが。
2012年3月9日 fri.
のびのびになっていた
イラストをご紹介するportfolioのページ。
少しずつ作業していまして
やっとアップの段階に。
と来たのに、あれ? 画面が表示されません。
もしかすたら、
いま利用しているHPサービスでは
容量が足りない模様。
やっとひとつ、
今年の自分への宿題が出来たと思ったところでしたが。
次に控えていた宿題、
レンタルサーバーのお引越を先に済ませなくては。
(宿題はほかにもあれこれ待機中)
そんなわけでportfolioのオープンは
もう少しお待ちくださいませ。
えーっと。いちばん待っているのは
当の本人かもしれませんけれども。
ごきげんよう〜。
2012年3月7日 wed.
今日はちょっと珍しいものを見てきましたよ。
数日前、お話作家の杉山亮さんのブログで知った
「譚志遠の世界」(プーク人形劇場)へ。
北京からやってきた譚さんによる
棒使い人形の劇「孫悟空」と、
「変面」と「茶芸」のショー。
「変面をご存じない人は
ユーチューブで〈変面〉検索して見てください。
そしたら実演が絶対見たくなると思います」
その言葉通り、急きょ、出かけてきました。
(みなさまもぜひ検索してみてください。秘技〜)
いえ、「変面」はもちろんのこと、
中国の人形劇を見てみたいと。
考えてみれば、人形劇って、
人形浄瑠璃以外に見たことなかったかもしれません。
お名前だけは聞き知っていたプークさん。
寄席にも似た、みんなで見せ物を楽しむ
あのどこかあやしげな色っぽいところのある
よい雰囲気の劇場でした。
席に着こうとすると、ちょうど杉山さんのお姿が。
幸いにも、おとなりで観劇することができました。
孫悟空と 孫悟空扮する美女と 猪八戒を 譚さんが演じ分けていきます。 孫悟空はやっぱりチャーミング。 美女は玉三郎さんのように 美しかったです。 |
最後は「変面」ショー。
会場、湧きました。
「茶芸」もムハハ、笑いました。
2012年3月2日 fri.
月刊『たのしい授業』3月号(仮説社、3月3日発売)に
元素の周期表ポストカードの紹介記事を
掲載していただきました。
周期表のポストカードと同じく
持ち歩きやすいサイズ(こちらはB6)の雑誌です。
大きめの書店さんなどでお見かけになった暁には
どうぞご覧ください。
ところで、ちかぢか固定電話の番号を変えるので、
住所印をアスクルで新しく作りました。
ネットでオーダーするには事務所登録が必要とのこと。
手続きしたところ、
住所確認のお電話をかけてきてくださった
担当の方の感じのよいこと。
ちょっとしたことなのにしあわせな気分。
企業イメージ3割増しです。
今日ぶじハンコが届きました。
楷書が美しい〜。
請求書や納品書にじゃんじゃん押したいです。
(伝票類はアナログなわたくし)
2012年2月26日 sun.
確定申告の書類を書き終える。
以前はギリギリに提出したものでしたが、ふふふ。
近頃小さく生まれ変わっています。
ちょこっと面倒なイメージのある確定申告ですが、
定期検診のよう。
たとえば大腸の内視鏡検査をした直後、
腸をキレイに保つぞ〜。
と、気持ちあらたに引き締まるのに似ていて、
年に一度、けっこうよいものだと思います。
ところで、文房具通でも何でもないのですが、
近頃愛用しているおすすめ品を二つ。
厚めの書類もばっちり綴じられるホッチキス、
MAXのVaimo11。
「クマ日記」のZINEを作ったとき、出会っていれば……。
(普通のホッチキスを使って綴じ損ないが多発)
でも、このコなら安心。
そして、トンボ鉛筆のスティックのり、
消えいろピット。
たまたま必要があってコンビニで買ったのがきっかけ。
前に使っていたものよりベタつき少なく、
さわやか〜な使い心地です。
今回の書類整理にも
この二品がひそかに役立ってくれました。
2012年2月24日 fri.
先日、友人から
別に用事はないのですが、
このごろ「もくれん」が更新されていないので
どうしたかな?
寒い日が続いているので、ご自愛くださいね。
というメールが。
なんということでせう。
目の前の一つひとつのことに夢中になっていましたら、
前回の更新から20日を過ぎていました。
この友人は、ブドウ糖分子Tシャツを
ファミリー(友人とダーリンと息子さん)で買ってくれたことも。
(そのあと、Tシャツを着た息子さんの
かわいい画像を送ってきてくれました)
2年前に参加したZINE展では
親子そろってTシャツを着て遊びに来てくれて、
行き違いで会場にやってきた海猫屋さんが
「さっきブドウ糖Tシャツを着て歩いてる人を見かけました!」
と驚いてくれるという楽しい出来事もありました。
なんてありがたいことでせう。
こちらは元気、元気です。生きてま〜す。
三寒四温の日々ですが、
みなさまもどうぞご自愛くださいね。
更新の灯は消えていませんので
また遊びにきてね。
2012年2月3日 fri.
新しいポストカードのお知らせです。
その名も「元素の周期表ポストカード」です。
くわしくはこちらをどうぞ!
本やテレビなどで元素の話題が出てくると、
周期表を取り出して
「どのへんにあるかな?」と見つけるのが好きです。
「カラフルで人気のシリコン製キッチン用品。
シリコンとはケイ素のことです」
なんて聞いたりすると、
「ケイ素……ケイ素……」と、つい探したくなるのです。
それは地名を聞いて地図で確認するときの楽しさと
どこか似ている気がします。
世の中にはいろいろなタイプの周期表があります。
図鑑のような「世界一美しい周期表」、
電子の配置図が書かれた詳しい情報付きのもの、
さらにはTシャツや
シャワーカーテンなどのグッズになっているものも!
どれも見ていて楽しいのですが、
電車の中で本を読んでいるときにも
スッと取り出して眺められるような
コンパクトなものがほしいとずっと思っていました。
そこで作りました、ハガキサイズの周期表。
とくに原子や科学が好き!
という人でなくても、
手にとって親しんでいただけそうなところが
ハガキならではのよいところ。
たくさんの方に気軽に使っていただけるといいな〜。
と思っております。
あるバイヤーさんからは
「おっ、かわいいですね。
これはきっと売れますよ」
と、うれしい言葉を早速いただいています。
そうなりますようにぃぃぃ。(ボボボ〜)
ほかにはないポストカード、
ぜひお手もとに、おたよりに。
色目もさわやか〜な仕上がりになっています。
よろしくお願いいたします。
2012年1月25日 wed.
今年もほぼ日手帳を愛用しています。
昨年からお試し的に使ってみたら
日々のやることリストのはかどること、楽しいこと。
もう手放せませーん。
手帳にカバーはつけず、デスク用。
(持ち歩き用のメインの手帳は別にあり)
いつでも書き込めるよう
その日のページを机の上で開きっぱなし。
その日の仕事の予定と、
実際にかかった時間を
大ざっぱに、ガシガシ、メモしていきます。
食べたものを書くだけダイエットってありましたけど、
ずいぶん見通しよくなります。
ですが、いくつかの案件が並行しているときは
1年の流れがひとめでわかるジャバラ手帳がやっぱり便利。
そこで、今年、復活させました。
D-BROSのクリエーターズダイアリー。
ページの上半分の時間軸欄は
デカい字の私には向いてないので
もっぱら下半分の予定欄を愛用。
こちらもデスク用で、
いつでも見えるように開いたまんま。
この2冊で部分と全体が見渡せて、よかよか。
2012年1月20日 fri.
お正月の高校の同窓会で
久しぶりに会った友人たちから
そのあと嬉しいメールや年賀状や手紙をもらった。
ふだん連絡をとりあっていなかった人たちだったので、
再会の楽しかった時間がよみがえって、
ことさら、じわ〜ん。
幹事さんが作ってくれた名簿のおかげです。謝謝。
フェイスブックでは日夜
繰り広げられてることなんでしょうけども。
で、その中の友人と
その後も面白いやりとりがあって、
予想外の展開があるかも?(そうなるといいな)
そんな感じなのです。
と、謎めいたムードで今日はしめておきましょう。
出かけてみるものです、同窓会。
2012年1月13日 fri.
高幡不動尊へ初詣に。カ〜ッ。
門前町はいつ出かけても
スカッとした空気が気持ちよいですね。
おまいりのときには
家族が健康でありますように。
母に喜んでもらえる仕事ができますように。
この二つがとっさに出てきました。
昨年、『化学』(2011年8月号)に
分子のポストカードについて書かせていただいた
記事を母に見せたら
とても喜んでくれたのでした。
バリバリの専門誌でしたが、
「あの文章はお母ちゃんにもわかりやすかった。よかった」
その言葉はとんでもなく嬉しかったです。
今年もよい報告ができますように。
そのあと、多摩散歩。
坂道に息がきれます。なまっています。
今年は仕事はもちろんのこと、
健康管理もしっかりやります。
それにしても
このあたりは穏やかで空気もきれいで
肺細胞がきれいになりそう、ヨロレイホ〜。
2012年1月9日 sun.
「ALWAYS 三丁目の夕日'64」の試写会のため、虎ノ門へ。
開場時間に着いたにもかかわらず、
よい座席はほぼ埋まっていました。
みなさん、並んでいたようです。
気合い入ってます。
ご年輩の方も多く、
終始なごやかな雰囲気。
勝手に予想していたほど
新幹線や高層ビル建設のシーンはありませんでした。
エンディング、登場人物が上空をみあげるシーンで
もたいまさこさんの肩の力の抜けた
立ち姿がきれいだった。
憧れます。
休日のオフィス街は静かで、
冬晴れの日、お正月の名残を
少しだけ感じることができました。
2012年1月8日 sun.
昨日はデザイン学校時代のクラスの新年会へ。
卒業して、はや6年。
卒業以来会っていなかった人たちにも会えて、
よい時間でした。
この日は、秋田に帰る友人の
行ってらっしゃい会も兼ねた新年会。
それはぜひ行かねば。
彼女のつくるものはいつも
彼女の頭で考えて
彼女の手を動かして作られたもの。
そう伝わってくるものがあって、大好きでした。
あるときの展覧会では
絵を買ってくれたことも。
尊敬している友だちに
絵を手もとに置きたいと思ってもらえたことは
なんともうれしい出来事でした。
新しく始まる仕事を楽しみにしています。
それにしても、先日の高校の同窓会は
往年のバンドの再結成にも似た
こわいものみたさ感、満載でした。
一方、昨日は卒業してまだ6年の
20〜30代の人びと。
一目で誰だかわかる落ち着いた会と申せましょう。
いや、振り幅、広い。
2012年1月6日 fri.
2日は高校の同窓会。
あまりの久しぶりさに、キャ〜。
という女子(いまや女子ではございませぬが)の声が
あちこちで響き、
たいそう賑わしゅうございました。
一目でわかる人あれば、
「あれ誰? あれ誰?」と遠巻きに確認しあう人ありで、
わっせわっせ。
おもしろかったです。
わたしは「変わらないね」と「雰囲気変わったね」が
半々くらいで、そのどちらもが嬉しかったです。
「楽しそう」と言ってくれた
友だちの言葉も嬉しかったのでした。
それだけはもう。おかげさまで。
地元の友だちとはほんとにご無沙汰してたのだけど、
子どものころ、同じ場所で育って、
なんだかキョウダイみたい。
あたたかい気持ちになりました。
3日は母の部屋の断捨離をお手伝い。
押し入れの端っこからスタートし、
となりとなり方式で、
捨てたり、まとめたり、夜にはスッキリ。
その様子を見ていて、
「大体(コツが)わかってきた」
と得心した面持ちの母。
「タテに積んでいったらいいんやな」
さよう、さよう。
喜んでもらえて、よかったよかった。
これまでだったら夜中、
父が見ているテレビの音が気になったりしたけれど、
いまは元気でいてくれることが嬉しくて、
不思議とちっとも気にならなかった。
同窓会目的で帰省したお正月でしたが、
久しぶりに家族とお正月を過ごすことができて、
しあわせでした。
2012年1月5日 thu.
こんにちは。
2012年もよろしくお願いいたします。
今日から表向きに仕事始めです。
(境目のない仕事というか、
仕事に境目はないんですけどね)
まずはグッズを置いていただいている販売店さんへ
請求書を書くことから始めました。
う〜ん。縁起のよいスタート。
いつもありがとうございます。
ところで、年賀状は展覧会のDMと同じで
イラストを見ていただける機会でもあります。
で、ここのところイラストをメインに作っていましたが、
文章が入っているとやっぱり楽しいなぁ。
と、今年はちょこっとした近況もかねた文章を添えました。
今年の年賀状はマトリョーシカで。
なぜかそう思いたって
3体のマトを描いたのですが、
いつもお世話になっている美容室も
今年のモチーフはマトでした。
(いま静かにキテいる? マトが?)
今年はロシアのマトと一緒に 日本の招き猫も共演させました |
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